退廃的な空間に引き寄せられる理由とはなにか・Ricoh gr3x

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写真の下に使用した機種を載せてる。一見するとテレコじゃないの・・そう感じて掲載する前に何度か確認してるし、撮影した当時のことを思い出したりした。間違いない。コレで正解だ。

二つは撮影日時は違っても場所は一緒の「駅前楽天地」の一角。此処へはYカメラ量販店へモノクロフィルムの現像道具を買いに来る際には必ず立ち寄っていた。

いた・・・。

今はここの撮影をするために来たりしてる。

そんでもって、以前に撮ったアングルで上書きするように撮りなおしている。

何故に何度も同じようなことを繰り返してるのだろう?

見るからに場末酒場街。そこには退廃的な空気が淀んでいる。

僕はその退廃的は空気の淀みに言い知れぬ魔力を感じてしまう。朝、昼、夕方。雨の日、曇りの日、晴れの日。夏と冬とでも淀む空気は様々に攪拌され見えるようなカタチで僕を包み込んでくる。

禁断症状とでもいうのかな。一旦、この情景が浮かび上がってしまうとソワソワしてくる。現に今こうして文字を打ち込んでいる時でも頭の半分はアッチを考えているからね。

引き寄せられる理由とは・・

調和がとれた崩れ方をしてるから。

僕の周りにはないから。

アンバランスな日常をどこかに置いておかないといけない。僕の身体の近くじゃなくて、適度に離れている。僕の肉体以上に退廃物があるとホッとする。

加齢臭とこの絵を見比べて「だらしなさでは向こうが勝ってるな」と言えるしな。

崩れ

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