雛祭りに降る雪に春の訪れ微塵もなし

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未明に部屋の冷え込みと妙な静けさに雪が降っていると判った。隣の部屋から外を眺める。一面真っ白で、向いの家の屋根瓦にはそれなりの厚みある雪が積もっていた。

3月・・しかも今日は桃の節句・・

ファンヒーターを付けたら室温が8℃と表示された。今冬最低の温度だ。

本来、桃の節句の日に降る雪は名残雪めいた感覚を覚える。実際に午後になって積もった雪が溶けだした。あちこちでスレートの屋根に落ちて砕ける礫の響きが聞こえてくる。

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なのに、春の訪れをちっとも感じない。

人生最大の試練

ここ十日程で様々なことが起こった。まだ詳しく書けないが僕の一生の中で最大の試練に直面している。気分転換にカメラ持って街に出たが精神的に厳しいものがある。

十分な余力なしにカメラを手にしてはいけないのか。

さらに尊敬していたA氏が亡くなったのを今朝初めて知った。久しぶりにフェイスブックを開いたら、A氏の訃報を知らせる文面が飛び込んできた。絶句した。

1月の終わりか馴染みのカメラ店でA氏に遭遇した。防湿庫の温度管理の事とかいろいろアドバイスをいただいた。その立ち話の中でA氏がGRのコトちょっと言っていたのを思い出す。

「僕は歴代のGRを使ってきた。それこそフィルムの時代から。レンズがいいんだ。しかし、ただ一点だけダメなところがある。ヤワなんだ。それさえなければ完璧なんだよ」って。

ご冥福をお祈りいたします。

2024年はどうしちゃったのだろう。あまりに大きな出来事があり過ぎて自分が宙に浮いてる感じだ。気持ちの整理なんかつくわけがない。飯を美味しくいただくことも今はできない。

いやいや、そんな弱音は吐けないのだ!

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真夜中の駐車場でヨッパライとGR3x

A氏のように「瞬きするようにとりたい」

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