Ai-Micro Nikkor 55f2.8s にカビが生えた

ニコンのホームページから

防湿庫に保管しててもカビは生えるんだね。設定湿度は45%前後。機材の出し入れで一日1回は扉を開け閉めしてる。開けてる時間は1回あたり1分満たないが湿度は直ぐに50を超える。

問題のレンズは頻繁に持ち出していた。

それ故にカビは無縁と思っていた。

約10年前に馴染みのカメラ屋で中古(程度AB⁺)入手。その後にヘリコイドが重くなってグリスを交換、絞り羽根等の調整をしてるがカビの発生はなかった。

カビが生えてるのに気が付いたのは1月8日。前玉縁2か所にポツッと。

それまでの直近の使用は福島潟でトンボを撮った時。あれは晩秋だった。

と言う事はわずか3か月足らずでカビが生えたことになる。因みにもっと長期間、防湿庫に眠っているレンズはカビが見当たらない(中古で入手時からカビ跡があるレンズを除いて)。

使用後の手入れが杜撰であった可能性が高いな。あの時は朝露でビシャビシャに濡れた。撮影後はブロアーで水滴を飛ばし、除菌して乾かしてから防湿庫に入れたはずだ。

レンズ内部の湿気が想定外に多かったとか。

待てよ、それ以前からカビがあったのに気が付かなかったもアリだな。

俺はかなりホッタラカシなんで、見落としてた・・ってことも有りあるかも。

カビ除去を兼ねてオーバーホールに出す

思わぬ出費を覚悟のうえ馴染みの修理店に持ち込んだ(9日)。で、昨日25日夕方に修理完了の連絡があり、本日26日にお迎えにあがったのだった。料金は消費税込み11,550円。

昼飯を節約する術を実行するしかない。

さて、現品は。

レンズ・・ウットリするほどに美しい。

「カビは出来る限り清掃しました・・」と納品書に書いてあるが、完璧だわ。ほか各部分解清掃、ヘリコイド油入れ替え(動きが重くなったな)、絞り羽根清掃、無限合致調整、各精度調整。

まぁ、これがオーバーホールなんだけど。

お迎え後は常時NikonF3に付けてブンブン振り回すことにする。

序にオートニッコールレンズを置いてきた

中旬に入手したAuto Nikkor H 50f2 もオーバーホールしてもらうことにした。こちらは半世紀以上前のオールドレンズ。Nikon F 全盛期の1960年代後半に活躍したレンズ。

年代の割に、奇麗なブツなんで買っちゃった。

どうせ使うなら、ちゃんと整備したほうが良いと思って出したのね。

追伸:27日加筆

ブログをSNSで連携したところ【友達】からコメントが寄せられた。アタイの防湿庫の設定がまだ高いという。また27日にTカメラ店で偶然にも尊敬するA氏とお会いしカビの話をしたところ、「高いな」となって、併せて防カビ剤の使用を勧められた。設定湿度37%前後、防カビ剤を使用する。

  • follow us in feedly

Damege・狂った羅針盤

Damege・あぶら汗

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

PAGE TOP