陰鬱な雨空にトロピカルカラーは映えるのだ・Ricoh gr3

Ricoh gr3

冷たい雨が降ってる。海岸線を散歩する人など居るはずがないと考えた。実際に行ってみると、案の定、誰もいない。一人海岸端を歩いても先客と思われる足跡すら無い。

此所へやって来るまで山へ向かうつもりでいた。会社の僕の机に座ってて窓の外、青空が見えたもんで。山へフキノトウを採りに行こう・・そんな風に思っていた。

けれどもタイムカードを押して外に出てみると、雲行き怪し。

山へ行ったところで雨は本降りだろうし、辺りは暗くなっていると容易に想像できた。それで行き先を変更したのだった。海岸に着き、少し歩いたところで雨は愈々雨らしくなってきた。

砂浜は雨水を吸い込んで堅く締まっている。

そのせいか歩く度にギュッと踏み固める感触を靴底に感じる。

ボートの黄色い船底がやけに際立って見えた。

辺りの暗い砂にあって、さながらレモン色。

背後の浜茶屋の青ペンキと絡めて鈍いカラーを狙ってみた。

暗く寂しい分だけ原色カラーに惹かれてしまうのだ。

19日・新潟市西海岸

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