
キアゲハの幼虫、それもサナギになる前の最終の姿と聞いたが、どうなんだ?
だったら、人目につかず、通りの往来も無い静かな場所でその時を迎えればいいのに。
出会って、きれいだ・・と思った反面、何か解せない自然のもどかしさを感じました。
駐車場の脇の草むら、それも通路に面した明るい場所で膝頭程度の高さ。
しかも、なんだか似つかわしくもない植物の茎にとまってじっとしている。
人間の目線からは草の葉が邪魔して見えないのだが、オイラのように地面に這う格好が好きな者には一目で、蝶の幼虫と認識したのでありました。
近づいて息を殺して観ていると、時折、頭部をククッと振るわせます。
尻を茎にがっちりと固定し上半身を見えそうで見えない細い糸で茎と体を結んでいてそのせいで、仰け反っても平気なのかな・・なんて思ってしまうのです。
写真は順光状態で左側斜め下からレフで光りを回している。
しかし、どうも解せない。本当にサナギになろうとしているのだろうか?
知らないうちにズボンの裾で払い落としてしまうような危うい環境なのに。
RVP100 AI Micro-Nikkor105 f/4s NikonF5 8月16日撮影
*21日、訪問時は辺りの下草が少し無くなって、この姿もなかった。
コメント戴いてます。五齢幼虫ではなく蛹になる前の前蛹(ゼンヨウ)でした。
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