姫は眠ったまま


阿賀町・たきがしら湿原 6月19日(日)撮影

たきがしらはいつまでも山影を引きずったまま。

奥深い山あいに在りながら、四方をさらなる山々に囲まれているせいで、見晴らしの効く峠にでも登らない限り、朝焼けは望めません。

仰ぎ見る空にはその名残雲も消えようとしている一方で、すり鉢の底とも思えるこの地では微かな霧が沸き出してくるのです。

草木に潤いを与えながら、大地を舐めるように漂っています。

ヒメシジミ。

何やら物憂げな姿でじっとしていました。

ヒメジョオンの葉の上で、夜露を凌いでいたのでしょうか。

眠りの中、陽の光が満ちてくるその時を待っているかのよう。

・・・と、見えるのだけど・・・なんだか・・・

「そろそろ目を覚まさないと、落ちるんじゃない?」とも。

RVP100 AI Micro-Nikkor105 f/4s NikonF5

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

鳥屋野潟ゴールデンロード・名玉Ai-Nikkor180f2.8sED

交尾中のヒメシジミ

関連記事

  1. 朝陽に透けるエノコロ蝶

    モンシロチョウだと思っていたが、どうやらモンキチョウみたい。モンキチ…

  2. 透かしホオズキ・ACROS100Ⅱ、ようやく現像…

    ACROS100Ⅱ Ai-Micro Nikkor 105f/4 Nikon…

  3. 花と影・エンレイソウ

    RVP100 Ai-Micro Nikkor 105f/4 NikonF3 …

  4. 緑葉

    いつだったか、誰だったか、本の中だったか、そのあたりの出所は忘れたが、「…

  5. 春の大地は栄枯盛衰 始まりと終わり・Ricoh …

    RICOH・GRⅢx西側高台周辺は低木常緑樹が生い茂り、その中の散歩道を…

  6. “五郎丸”とんぼ

     こっ、これは!・・もしかしてあのポーズ?在庫写真を整理していて懐かしいポジ…

  7. 待合室の中でバスを待つ葛さん・Kodak&Nik…

    Kodak T-MAX100 Ai-Nikkor 24f/2.8s Niko…

  8. 青カナブンと“金カナブン”

    Facebookページ版で既に掲載済みですが、撮影の背景について問い合わ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

最近の記事

PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。