阿賀町・たきがしら湿原
写真仲間がチラッと言っていたが、写真を撮っていると偶発的な出会いが多々ある。
その瞬間は往々にして、一通り撮影し終え一息ついた時、帰り支度を始めた時、撮影を中止し他のことをやり始めた時なんかで、不意を突かれて慌てふためいてしまう。
その方は“あの予想外の出来事”を「法則」と表現していたが、僕もその通りと感じる。
あれは神様のイタズラみたいなもんでもある。
偶然にしてはあまりにも出来すぎていて、不思議なくらいだ。
よその人に説明すると「うっそ~」と言われるが、言われて当然と心得ている。
撮影者自身が不思議体験と思っているのだから。
写真はヒメちゃんの交尾シーン。
木道に座り込んで、カメラ機材を虫干しし、ついでに履いていた靴も脱いで、木質の温もりを足裏で感じつつ、視線を前に向けたらこのありさま。
つい、先ほどまで“そこで”撮影していたのに・・何でかな?
どうして気づかなかった・・と思うよりなんで、そこにいるの?
どこから現れたの?・・が、理にかなう。
覗き見しているようで、1枚だけ撮影。静かにひきさがりました。
RVP100 AI Micro-Nikkor105 f/4s NikonF5 2016年6月上旬
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