「みなも」と、読んで欲しいので「ひらがな表記」にしてみた。
「水面」と書いてしまうと、間違いなく「スイメン」と読んでしまう。これでは、言葉の持つ言霊の響きが伝わりそうも無い。それでこのようにしてみました。
「みなも」と発する響きには自然に対する「敬い」「優しさ」なんかが含まれているようで、心を落ち着かせる何かが伝わってきます。それが大和言葉なんですね。
ご覧の写真はAKB総選挙が行われた日の早朝に撮影したもの。
一応、会場のスタジアム周辺をぐるりと観てきたが、暗いうちから大勢のおまわりさんやらパトカーが忙しなく動き回っておりました。キャピキャピグループも見かけたわ。
ここ上沼橋はその会場からそう遠くありませんが、のどかなもんです。
時折、南からの風が吹いては、凪いでいたみなもが揺れ動きます。
波紋が次の波紋を呼びそれが幾重にもなり、扇状に拡がり始めました。
山の端に浮かんだ薄雲に隠れていた太陽が遅ればせながら顔を覗かせた瞬間、光の帯がまっすぐにキラキラ、パラパラ、ピチピチと輝き出しました。
一本道のようにも見えてきます。光の道です。
RVP100 AI Nikkor 180 f/2.8s ED NikonF5 6月18日 5時前の撮影
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