水面に弾ける春花火・林の中は陽の光で溢れかえっていた

24日は未明に雨が雪に変わり、明けて辺り一面銀世界となった。けれども天気は急速に回復し、陽射しは眩しく午後には雪がすっかり消えた。

これは午後2時頃の撮影。

陽の光が満ち溢れていた。

夜が明けるまで雪が暗い闇の奥から音もなく滑るように降り注いでいたなんて信じられない光景がそこにはあったのでした。

それぞれの花たちは光と戯れているようでもあり、パンチを食らわしているような勢いも感じます。

ショウジョウバカマ(猩猩袴)ですね。

“猩猩”とは中国の伝説上のお猿さん、その顔の色を“猩猩緋”ともいうらしい。しかるに猩猩袴とは「袴を身につけた赤ら顔のお猿さん」という意味だろうか。

この固体は昨年も撮影している。

岸辺からビロ~ンと花を垂れている唯一の固体で「今年もそうだろうな」と数日前から花の開き具合をチェックしていたのでした。

キラキラ輝いて見えるのは小川の水面。

この時間帯に合わせるようにパシャパシャ15カット撮影した。

これはその中の1枚。

人に喩えるなら後頭部からレンズを向けているような感じ。花芯が向いた先が小川の流れというわけです。

キラキラ

撮影を始めた当初は「閃光」を意識してレンズを思いっきり絞り込んでみた。

夜空に花開く夏花火を連想するように敢えて露出アンダーで撮ってみたのですが、そのうち「春らしくなさそう」と感じ若干の絞りにとどめて撮影し直しています。

小川の水面の煌めきはかなり強烈なんですね。ファインダーを覗き込んでいると目が痛くなる。

RVP100 Ai-Micro Nikkor 105 f/2.8s NikonF3  阿賀野市

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綿雲から立ち上がった土筆に「お通し」を連想する・ポジRVP100

見逃してしまいそうな春・カタクリ・見逃せば 来年もあるし

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