この光景を見ていたら、気の利いた雨の表現を調べたくなった。1㍍を優に越えるシダの葉は黒光りし、場違いなほどに存在感を放っている。神域と僕のいる此方を結界しているようでしばらく立ち止まった。
心が洗われていく。デトックスが抜けていく。
僕を取り巻く全てに感謝したくなるんだよね。
阿賀町・6日撮影
湿原に獣の痕跡
ここ1週間ほどで4、5回も目撃されているらしい。出没注意の看板を多く見た。爪で剥ぎ取られたような地表類、水生植物が繁茂する湿原に大蛇がくねったような道・・熊なんだろうね。
様変わり
一年来ない間に山の様子が変わっていた。
ゲート前の広い駐車帯の山側斜面は大きく削られていた。カタクリの群落が見られた場所がゴッソリなくなって、重機の通る道が上まで伸びていた。谷筋だから排水路でも作るのだろうか。