日の出直前の鳥屋野潟・放射冷却で大地から沸き立つ霧


2015年6月7日(日)撮影

午前4時前、上沼橋。

上空、目立つ雲もなくスコ~ンと抜けています。

風が東から北に向けて微かに吹いてきて気温も下がりはじめました。

温度計は持参していませんが誰でも肌で感じる変化です。

「靄でも出てくれないかな」と葦原や岸辺に目を向けていると現れました。

ただし、風が沸き立ったばかりの靄を運び去っていくのです。

溜まっては消え、消えては溜まる。その繰り返しです。

ひとまず朝焼けは諦め、その様子を橋の欄干から撮影することにしました。

レンズは105㍉。スタジアム周辺部は光がまわり明るくなりましたが、手前の葦原は暗いまま。

露出値の決定に悩みました。

なんせ画面のままの構図で露出を計ると、空は2段以上も露出オーバー。

デジカメのようにその場で露出を確認できません。

どれが一番の適正な露出になるのだろうと考えに考えてしまいます。

レンズの絞り値は8に固定してシャッタースピードをこまめに変えての撮影になりました。

葦原からは相変わらずオオヨシキリのがなり立てる声が聞こえてきますが、5月上旬の頃に比べると幾分、音色が変化している気がします。

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たそがれどき・「だれぞ そなたは」が言葉の語源らしい

日の出直後の鳥屋野潟・朝陽が大気を浮かび上がらせています

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