命尽きる トンボ

オオヤマトンボでしょうか。どうなんでしょう?

ハッチョウトンボ♂を撮影中に、天から落ちてきた(厳密に言えば、木の枝から落ちてきたようなもの)。トンボ同士が競り合ってる様子を目撃してましたが、その負けた方のトンボなのでしょう。

致命傷を負ったのでしょう。

苔むした地面に不時着したそのトンボは複眼が潰れ、頭も曲がっている。正常な顔つきがどんな風なのかも想像出来ないくらいに変形していた。

それでも、前脚?でしきりにそのメンタマを擦るんだ。

少し歩いてはとまり、もがき苦しむ。

その様子をほぼ真上から冷静に観察する私。

地面の凹みに嵌まりこむと、そこから抜け出そうと必死に翅をばたつかせた。

横を向いて、体が徐々にゆがんでいく。

アリさんがクビの付け根、尻の先っぽに数匹やって来る。今度はそれを払いのけようと更に動きを加速させた。

しかし、力の限りに震わすその翅音も次第に弱まっていく。

横腹の青緑が陽を浴びてキラリと光った。

黒と黄色の縞模様だけと思っていたが・・ものすごく綺麗な青緑色。

息絶えたようだ。

命がひとつ消えても、太陽は普通に輝いて、辺りの様子も何ら変わりはしない。それが妙に不思議と思っていた自分も次第に他の撮影にのめり込んでいく。

RVP100 AI Micro-Nikkor105 f/2.8s NikonF3  17日撮影

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鳥屋野潟 一瞬のポワ~

羊歯とモノサシトンボ

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