Snow Face
カメラを構えそのままシャッターを押した。手前に暗部を入れたのは画面を安定させるため。周囲が明るくて液晶画面見えません。ほぼ勘です。カメラ内現像・ビビッドモードでJPEG変換。
前投稿写真の続きです
減薬離脱症状を認めない精神科医
そもそもベンゾジアゼピン系薬の減薬は他の精神薬に比べて慎重に取り掛からねばならない。にもかかわらず「今日からフルニトラゼパム2㎎を1㎎にして」とか「ロラゼパム2錠のうち1錠抜いて1週間体調に変化がなければ残り1錠抜いて」と、いとも簡単に口にする精神科医がいた。
当時僕らはベンゾの怖さなんて知る由もない。主治医の言われたままに実行した。
結果、フルニトラゼパムの場合:減薬2日目からソワソワ、落ち着きがなくなる。4日目に顕著となる。震え、口渇、頻尿(5分と持たない)、発汗、吐き気、弱い自殺衝動、他者への悪意が見られた。これが2週間に4回起きた。最後の4回目に救急搬送。診察した当直医に理由を話すと「減薬の離脱だね」となり「あとは主治医の指示で」となった。
で、その後に主治医に診てもらうと「減薬離脱というより再燃に近いかな」となり強く入院を勧められた。とにかく離脱症状を否定する。それどころか「今入院しないと、連休後に病室は満杯になる」「受け入れられなくなるんだよ」とまで言われた。仕方なく入院同意。
ところが入院して数時間後に娘から電話があった。
「病室ガラガラだよ」
「それにさぁ、私が入院するの看護師、朝に聞いたって、なんで?」と。
こちらは「はぁ?」となる。
先生は娘の診察を始める前から入院ありきと考えていた。冗談じゃない。連れ戻したのでした。その際に院内処方薬を渡された。それはこれまでの服薬量をはるかに上回る量だった。
ただ私らはその量をちゃんと飲み続けた。娘は次第に動けなっくなった。一月もすると全身に新たな精神薬が浸透したのか散歩に出る気力もなくなった。
あの時、医師は何故にフルニトラゼパムを元に戻さなかったのだろう。症状が落ち着いたら1錠減薬でなく半錠減薬を試みるべきでなかったか。医師はベンゾの減薬の怖さを知らないのだ。
今日はフルニトラゼパム減薬時に実際に起きた話でした。
この記事へのコメントはありません。