Snow Face/向精神薬の副作用

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Snow Face

当初は瓢湖で群れカモを撮るつもりでいた。ところが周辺部は激混み。駐車場に車を停めるスペースはなく、そんなの知らないで入り込んだ車が場内に溢れかえっていた。

目的地変更で静かな山あいの部落へ向かう。

此処は静かだ。静かすぎるほど。車の往来があった記憶がない。いつもの駐車場は雪捨て場と化していた。車1台分のスペースを作って車を停めて周辺部を歩いてみた。

積雪30㎝ほどか。ズボズボ足が潜って歩くのに難儀した。この日は冬の新潟にしては稀にみる好天気。空には青空が広がり気温は上昇した。寒さをさほど感じないのは風がなかったせいもある。

雪面に枝影が伸びていた。濃淡美しい諧調にため息が漏れた。雪面の枝影は刷毛で履いたような細い線もあれば、やんわり丸みを帯びたのもあって見飽きない。

体の中に溜まった毒素が徐々に浄化されていくような不思議な感覚。

19日午後2時過ぎの撮影

向精神薬の副作用

『薬を抜くと、心の病は9割治る』(素朴社)に「向精神薬に、誰でもいいから傷つけたくなる衝動や、逆に自分自身を傷つけたくなる自殺衝動を高める副作用がある」と書かれていた。この危険性はお上の厚生労働省も認めている。「それでも多くの国民が向精神薬の危険な副作用について知らない」「・・精神科医すらこの副作用について詳しく把握していない」とも記されている。

私も同感である。

先般、栄養補助食品の鉄サプリを多く摂取したがために重大な副作用が現れたと国民生活センターが記者会見をおこない、サプリメントの多量摂取の危険性を訴えた。医師からの事故情報受付窓口に連絡があったからだ。そうなのか、そんな窓口があるのならベンゾ系睡眠薬の離脱時の事故や向精神薬の副作用の事故の連絡もあっていいはず。

ベンゾ系薬剤の離脱症状や向精神薬の副作用で苦しい思いをしている人はたくさんいる。まさか診察に当たった医師がそうした知識を得ていないとでもいうのか。

あのサプリメントダメよの記者会見は逆に薬の副作用について関心を高めた。

「じゃあ、これは」って言える場が一つ増えた。

真冬の朝焼け&転院先の印象

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