夜明けの自家現像・Adox HR-50

Ai-Micro Nikkor 105f4 Nikon F3

スキャンしてビックリ!

スキャナーEPSON GT-X980。ドライバーソフトSilverFast9でスキャンした画像です。浮かび上がった画像を見て驚きました。スキャナーの性能というより、フィルムの秀逸さに。

粒子が見えない。きめが細かい。コンデジ画像のよう。

撮影の背景

6カット撮影した中の1枚。そもそもISO50のフィルムで小さな生き物を接写撮影すること自体がナンセンス。シャッタースピードは稼げない。望遠だしブレちゃう。

今回は三脚を持参していたから、ダメもとで撮影したまで。6カット全てほぼ同じ構図。露出値1/125秒、f値解放の4。F3の露出標示はマイナスだったが、暗い背景を拾ってるのは明らか。

ピン位置とブレ防止だけを意識した。

現像が終わり、浴室の天井にスリーブを吊すと、真っ先にこの一連のカットに目がいった。息を止め見入ったところでピントチェックは出来る訳がなく、どうかピンがきてブレもないように・・そう願い乾くまで待った(3時間後密閉された浴室は蒸し風呂に 窓を気持ち開ける)。

この撮影は被写体まで距離があり、105㎜でようやくこの画角まで間を詰めている。なので信頼するGRはバックの中。いや違う。フィルム撮影後にGR3xを取りだした。

カメラ持った腕をグイッと前に突き出したらピョンされた。

写真は21日撮影・阿賀野市

現像について

撮影後にパトローネに巻き取り、ケースに入れてちょうど1週間。ピッカーでベロを引き出すと、フィルムの外側への反りは消えていた。なので、リールへの巻き取りはスムーズ。

ただ困った事が二つ。

深夜なのに水道水が28℃。それと現像最終のDWを溶かす精製水がなかったこと。現像水温は公表の22℃。水洗い用バケツに氷塊をドボンした。DWは水道水に溶かした。

手抜きかどうかは仕上がりを見て決めよう。

仕上がり:乾燥時に付着した埃と言えないような極小の埃が多数あり。

現像データ:Adox HR-Dev.(1+49)
前浴2回 21℃で開始11分(30/60/1)
定着①3分30秒 ②3分

猛暑の予感

剣竜峡で浸食岩盤を撮る

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