21日の鳥屋野潟です。
これは準広角レンズ40㎜を使い、血潮とも言うべきNikonF3(つまりフィルムということ)で撮った。
そう、撮ったのだ。
受動的でなく能動的作業を十分に伴いながら撮ったのだ。
ある人から「写真は機械で撮る。仕上げも機械。機械があれば何でも出来る。今はそういう時代で腕が良いなんて二の次なんだよ」と淡々と説明された。
言いたいことは判るが、そう断定しちゃうと苦しいなぁ。
写真
35㎜版換算で28㎜レンズ付GRⅡでも撮影しているのですが、その画角の一番ドバッとな部分をスタジアムや染まる雲の流れを気にしながら画面に収めた。
見た目はスタジアム上空の雲の染まりが左に流れ、画面上部へとしたがい、右カーブする感じで浮かび上がってきたから、朱い河、出るかもしんないと。
祈りましたねぇ。
来いや!
来いっちゃ!
かなり気配が入ったのでした。
けれでも朝焼けは“朱い河”となって頭上までは伸びてはくれません。
途中で干上がってしまったようです。
気合いも空回りと言ったところでしょうか。
思えば13日はとてつもなく大切な朝焼けだった。そんな時に限って仕事でその時間、そこに居なかったのだから、余計に悔やまれる。
だから、可能な限りやっておかないと。
その朝焼け撮影もあと10日ほどで終了だ。
撮っていると、会社の就業時間に間に合わなくなるため。
今年は何したんだろう?
昨年とどう変わったのだろう?
夜長に自身を見つめ直す時と季節がもうすぐやって来る。
RVP100 フォクトレンダー ULTRON 40f2 SLⅡs NikonF3 鳥屋野潟
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