坊主頭とオオミズアオ・テルテル坊主だけは辞めてくれと懇願された

雑記

急に暑くなったし、スカッとしたいし・・それで、坊主頭にした。

額が気持ち広くなってきた4,5年前から坊主にしている(ハゲの原因は仕事のストレスと信じている)。家で電気バリカンで鏡見ながら自分でやっている。

今回はアタッチメント無しでやる・・そのつもりでいて、脱衣場でスッポンポンになりかけたところ、胸騒ぎがしたのか奥様がやってきた。そして懇願するような顔つきで「テルテル坊主だけはやめてくれ」と言う。

正直、アタッチメントなしでやると、皮膚まで削られていくぐらいの感覚を覚えるから勇気がいる。しかし、この急な暑さは耐えがたい・・自問自答する私・・。

立て続けに奥様がまた言い放った。

「海から上がってきた半漁人を思い出す。勘弁してくれ」

・・それは・・オイラのそうしてしまった後の頭と今の私のスッポンポンな状態を重ね合わせた想像の姿から発せられた言葉だったが、妙に説得力があった。

そんなわけで、現在は2,3㎜残した状態で「坊主頭」にしたのだった。

撮影の実際

むむ・・な状態で止まっていた。刈り残された下草の際で、まさに写真の状態でじっとしていたのはヤママユガ科の仲間、オオミズアオ(大水青)。

公園などの夜間観察会で電灯の前にシーツを張って、集まってくる昆虫を調べたり、観察したりしていると、よくやって来る蛾なのに、こんなところで初対面だ。

草木を抱きかかえるように止まっている・・止まっている・・動かない・・

距離を詰めていく・・動かない・・数枚撮ってから、手元の小石を投げてみた。

やっぱり動かない・・・死んでいる・・脚で草を束ねるようにしているのに・・

そもそも、お休みの時に翅はどうなっているのか・・そんな疑問も生まれてくる。

何があったのだろう?どうして、ここにいるのだろう?

こんな形で出会うとは、ちょこっと寂しいものがありましたが、少なくとも、彼の意思でココに止まっているうちに息絶えたと信じたい。

RVP100 AI Micro-Nikkor105 f/4s NikonF5 5月14日撮影 福島潟

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桃色な朝はいつなんだろ・光沢ある画像なんだよね、なんでだろ?

人知れず輝くカキドオシ・足元の野草まで目が届きませんわ

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