撮影後に畦道を歩いていて、知らず踏みつけていたカキドオシ。
目線を下に落とし、ぺしゃんこになったその主が野の花であると知ったところで、さして罪悪感もない。あまりにも平凡な存在が慈しむ感覚をマヒさせているのだろう。
けれど陽の光は、見向きもされない野の花を美しく輝かせてくれる。
立ち止まって、しゃがみ込んでみる。朝露にびっしょり濡れている。
さらに視線を地面近くにまで下げて、陽の射す方を眺めてみると、朝露がキラキラと輝いてきて、まるで自然の宝石のよう。
陽が射していなければ、立ち止まってじっくり眺めることも無かったろうに。
視度調整
この日の撮影時はカメラのピント合わせがどうもしっくりいかない。
合わせようとして、レンズのピントリングをまわしていくも、「ピントのヤマ」がなかなかつかめず、ある一点を基準に左右に回してばかりいた。
どうも、おかしい。・・そう思って、視度調整つまみをいじってみた。
手前に引いて、反時計回り、つまり-側に動かして、ファインダーを覗いてみたら、先ほどとは違いスッキリ見え、ピントも合わせ易くなった。
ところが被写体が替わって、改めてピントを合わせようとしたら、目がしょぼしょぼしてくる。それでファインダーを覗いた状態で視度調整つまみを+側に動かすとスッキリしてきた。
これって・・撮影前のいつもの位置なんだけど・・・
その日の体調によって目の視力は若干、変わると思うが、最近は頻繁に調整つまみを操作することが多くなってきたようだ。気になるなぁ~。
RVP100 AI Micro-Nikkor105 f/4s NikonF5 5月7日撮影 福島潟
[ad#co-1]
この記事へのコメントはありません。