タマゴな水芭蕉

撮影の実際

汚れがない。清楚でドキッ。若さにクラッ。アンタみたいな心になりたい。

5月の時期にこんなにもキレイな水芭蕉に出会えるなんて予想もしていなかったから思わず足を止めて見入ってしまいました。隙もない佇まいだ。

トウモロコシのブツブツを小さくした黄色いゴマみたいなヤツ、これが水芭蕉の花。それが沢山集まっている中央のわさびみたいなもの、これが花序(かじょ)。

「じゃあ、なんだね。白いのは?」

それが仏炎苞(ぶつえんほう)。花序を包み込む葉っぱみたいなもんだ。お坊さんの法衣の中で、このような形の物があるらしい。名前はそれに関係する。

タマゴに見えるんだな

しゃがんでいろんな角度から観てみても、シミ一つない。ないと余計に粗探しを始めるのが人の常だが、嫉妬してしまうほどにない。

「こりゃあ、立派だわ」とカメラを取りだして、いろいろアングルを探してみた。

縦位置・・・んん・・・。アチラ側から眺めたい・・立ち入り禁止・・・そんなことより目にしたまんまがいいんじゃないの・・。

そんなわけで、ずずずと近づいて、1/2等倍のギリギリ辺りで撮ってみた。白い葉っぱがやんわりボケて何だかタマゴに見えてきた(阿賀町・たきがしら湿原)。

カメラの露出値

NikonF5は測光に定評があるが、それは最新の“D”タイプレンズと組み合わせた時だけで、昔ながらの電気接点のないマニュアルレンズとの組合せは“勘”がいる。

私の場合は中央部重点測光で統一していて、被写体に応じて補正をかけている。NikonF3に慣れ親しんだ方なら分かると思うが、あれほどスポット性はない。

今回のこの水芭蕉の場合、この構図で1段と1/3ほどオーバー側でシャッターを切っている。残りフィルムがわずかで、2カットでやめた。いずれも同じ露出値。

RVP100 AI Micro-Nikkor105 f/4s NikonF5  5月5日撮影

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

雨降り前の鳥屋野潟

ふたりなひとり

関連記事

  1. 春色バカマ

    里山の斜面に自生するショウジョウバカマを撮ってみました。毎年同じポイントで…

  2. 夏のヒシクイ

     飛べず仲間とはぐれたのか、それとも、あえて遠い北へ戻らず、此所で過ごすこと…

  3. チョウトンボ

    的を射た名前である。蝶みたいな蜻蛉だ。忙しくない程度に翅をヒ…

  4. 岩鏡・・はかない命かな

    2016年4月24日撮影 新発田市・滝沢 22日、小径脇で顔を覗かせていたの…

  5. ゴイシシジミ

    頭上の木々の葉という葉がソワソワしだすと、やがて一斉に騒ぎ出した。林…

  6. これで ♂と♀・・? / メスグロヒョウモン

    最初に見た時、ミドリヒョウモンの♂(左)とイチモンジチョウ♂、男同士しかも異…

  7. 首を傾げたスミレの花

    自然界の創り出す色の世界には驚かされます。科学物質を調合して…

  8. ショウジョウ花火

    ショウジョウバカマの春花火を打ち上げてみました。「夜空に花開く尺玉・・」を…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。