黄金色の朝

写真の実際

写真は4月15日午前6時頃福島潟、遊潟広場側から撮影している。

この日は朝陽が見えた。霧は出なかったが、靄った大気の向こうに陽が昇って、まわりの空気が黄金色に染まったような感じになった。

ゴールデンレトリバー犬の毛並みを思わせるような染まり具合から少しずつ金塊色になっていく。きれいな色彩でした。

前日の予報ではこの日は「雨」。それが深夜、外に出てみると、月が輝いている。急いで支度してやって来たのは言うまでもありません。

「会社から休みを戴いた土曜日が雨か・・」なんて思っていたから、予期せぬ晴れの気配に小躍りしてしまいました。この時は・・・。

と、言うのも晴れていたのは2時間程度で、次第に雲が厚くなり、8時頃には雨がポツリ。9時には断続的に降りだして、風も出てきたのだから。

撮影では立ち位置をいろいろ考えて疲れた。

日の出直後の太陽は勢い良く上っていくし、グズグズしていると画面から外れそう。

「さあどうする」と、土手を行ったり来たりして決めた構図がこうなった。

山並みも手前の木も右側に重きがあるから、左の空間に太陽を入れれば画面が少しは安定して見えるんじゃないかな~と言う単純な発想からそうした。

露出値の設定は尚のこと悩んでしまった。この構図でそのまま計って1/125 f/5.6。ところがちょっと左へ水平に振って計ると1/500になってしまう。

おぼろげな太陽でしたが、それなりに強烈な光なんですね。

明るくなるし、200から500の間で数枚ほど撮影してみた。このカットは250。

フィルムはデジタルカメラと違い、その場で撮影した映像を確認出来ない。それで現像が仕上がるまで悶々とした気分になってしまう。思い入れがあればあるほど。

「あの光、あの反射、それであのシャッタースピード・・いいのかな」と。それが、フィルムの隠れたもう一つの楽しみでもあるんだけど・・などと言ってみたところで負け惜しみにしか聞こえないか。

 RVP100 AI-Nikkor180 f/2.8s ED NikonF5

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福島潟・水鏡

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