何だか嬉しいニイニイゼミ・カップル成立か?・互いが意識してる!


新潟市・鳥屋野潟公園

子供の頃、セミと言えばアブラゼミで時たまツクツクボウシやニイニイゼミを捕まえると人だかりが出来て、めいめい手にとっていろんな角度から覗き込んだ。

ツクツクボウシは定かでないが、オイラの記憶の中にはニイニイゼミを極端に見なくなったという時期がある。だから、ある程度大人になって、お寺の境内の中、樹皮にへばり付いているコイツを見かけた時は、「ああ、まだいるんだ!」と嬉しい気分になったのを今でも覚えている。

旧中条町ではセミの幼虫を「モゾモゾ」と呼んだが、ニイニイゼミのその抜け殻はどちらかと言えばあぶらぜみよりずっと地表近くにあって、しかも泥だらけだったが、その法則は少なくともこの公園でも当てはまる気がする。

ただ、当時はとまっていた樹木はケヤキか杉が多かった(他の木はあったかな)。

この公園では桜の幹に集まっているようだが、なにか理由でもあるのだろうか。

遠目で見ると保護色が働いているのか見分けがつかない。それだけの理由かな。

写真は7月上旬に撮影したもの。

最初は2匹いたが、近づきすぎて1匹が逃げた。撮影する段になって、逃げたヤツかは判らないが、1匹がやって来て、上の位置にとまった。

撮影しながら観察していると下のヤツが上のヤツに近づいていく。

前脚で「オイオイ」とやっている感じである。

ただその「オイオイ」がなんか「あっち行け!」風にも見えるのだ。

事実、上にいるヤツは更にその上へと移動していく。

下のヤツは追いかけるようにゆっくり近づいて「あっち行け」風に前脚をワニャワニャ、コソコソとチョッカイを出す。たまらず上のヤツは飛び立っていったのでした。

食事場の縄張り争いか、はたまた求愛行動か判らんなぁ~

RVP100 AI Micro-Nikkor105 f/4s NikonF5

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福島潟 夏の想い出・湖面を覆うヒシの臭いにオエッとなる

草むらの中 オゼイトトンボがいたった・リバーサルフィルムRVP100

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