発射台・カノコガ

歩を進める一足ごとに地面や草むらから沸いてくる。

沸いてはせいぜい膝頭の高さをハラハラと舞っている。

それも目的のない舞い方で、とまり場所を探している風でも無く、「何かに触れたら、そこは休む場所」みたいないい加減な感じが否が応でも伝わってくる。

数匹、飛び交っているのだが、その中の一匹が尖った葉先にぶつかった。

小径は清掃されてはいるものの、ところどころ刈り残った草木があってコイツのぶつかった相手はイネ科の植物と推察した。

よく見かける名前の知らない虫ではあったが、翅を太陽に向けて目一杯に拡げた姿は紛れもなく魂の宿すところであり、命あるうち光の温かさを感じたい・・そんな風にも見えてくるのです。

・・・家に戻り記憶を頼りに(デジカメないから)調べたら『鹿の子蛾』(カノコガ)と解りました。蛾の仲間だったのですね。

RVP100 AI Micro-Nikkor105 f/4s NikonF5  2016/06/05撮影

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

からまる

Catch・カワセミ

関連記事

  1. 12月初っぱなの福島潟

    全く関係ない話運転中、モシモシやっていたら、普通車で18,0…

  2. 露とんぼ

    2015年10月18日(日)撮影 早朝、久しぶりに福島潟の北側に足を運んでみ…

  3. 福島潟・影ごおり

    昨夜の28日は新潟駅前のホテルで会社の新年会があった。少々早…

  4. 夜明け・福島潟

    島崎藤村の名作『夜明け前』の書き出しを回想しつつ、次第に浮かび現れる景色を撮…

  5. 光芒

    ACROS100Ⅱ Ai-Micro Nikkor 105f2.8s Nik…

  6. 鈍色の雲沼

    23日、午前7時前の撮影です。頭上の雨雲が次第に折り重なって厚みを増し、陽…

  7. 抜け殻はエイリアン

    虫に詳しいKさん曰く「オオヤマトンボの抜け殻かもしれない」と。オ・オ・ヤ・マ…

  8. 折り返しの朝・福島潟

    観る人によっては“凡庸な朝焼け”、しかし前日の夜明けを知る人にとっては“…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。