池の畔を見回っていてイナゴと遭遇。
交尾中の2匹が枯れたヨシの茎にしがみついていました。
「どうせ逃げるだろう」と思いながらも、そろりそろりと近づく私。
ところが逃げようとしない。交尾中だからでしょうか。
ただ、足音や気配を察知しているようで私から見えない位置、つまり茎を軸に反対側にまわりこんでしまった(危険が近づいていると察知すると隠れるね、何回やっても同じ動作する)。
それで、身体を思いっきりまわして覗きこむと、またも茎を軸に反対側へ。
それは最初にとまっていた位置で、三脚をセットした側です。
背を低くし、一旦ゆっくり後ずさり。
三脚に隠れるようにして近づいてみると・・・ 成功・・です。
しかしです。
風が吹き止む気配がありません。
ピントを合わせたと思うとゆらりと揺れる、その繰り返しです。
「風でうまく撮れないだろう・・ヒッ、ヒッ、ヒッ!」とオス。
「覗き見なんかするからよ」とメス。
RVP100 105㍉ NikonF5 スポーツ公園自然観察池
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写真のバッタはイナゴですね。
大きさが写真ではわかりませんがせいぜい30mmくらいでしょう?
トノサマバッタは遥かに大きくメスは60mmくらいになりますし、
重いので、こんなふうにつかまっていないことが多いです。
子供の頃はよく見かけましたが、最近はさっぱり見なくなりました。
逆に農薬の使用量が減ったせいかイナゴは増えましたね。
お恥ずかしい限りです。
イナゴより大きく見えたのでトノサマ・・と。
考えて見れば枯れ葦を軸に90度クルッと動いて
茎の影に素早く身を隠していたもんな。
葦は風が吹くたび大きくたわむぐらいだし・・。
写真の題名を少し変更します。
大変参考になりました。ありがとうございます。