切ないタカアザミ

タカアザミの花は頭を垂れて咲くのが当たり前なのですが、この時は「寒くてもう駄目 終わっちゃったな俺」みたいな感じで項垂れた姿に見えた。

何でかなと言うと、前日にコイツを観察してるんだね。

夜が明けてしばらく冷たい雨に当たったわりには、その紅紫の頭花を惜しげもなく曝け出し、太陽が「イケェ~」と声援を贈った時なんかは実にいい顔したんだな。

コイツの匂いを感じるくらいに間近にいた。

だから、「この変わり様は只事ではないぞ」と。

撮影した1日は今期の最低気温を記録し、足元の水溜まりには氷が張った。

光の乏しい闇の時間帯に荒れ地を歩いたが、進む足元からは青菜を包丁でぶった切るような音が絶えずした。歩く度にザクッ、ザックと。

霜が降りてんだ・・すぐに判りました。

写真はちょっと離れて撮影した。

背景の霜畑に光が満ちてきて、その色合いが素敵だったので、空間部分を多く取り入れてみましたが、こうやって眺めてみると、「より一層寒そうで切ないタカアザミ」になったみたい。

RVP100 Ai-Micro Nikkor 105f/4 NikonF3  12月1日撮影

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“葉っぱのコシカケ”

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