赤い実にトンボはとまってくれない

この時期、福島潟の湖畔を散策すると目に留まる野イバラの赤い実。

その赤い実にトンボがとまった構図をもう何年も前から頭の中で練っているが、今だ撮れないでいる。

湖畔の赤い実は雑然とした林の中の赤い実と比べ美しく映える。

背景が煩雑でなく、光も十分だからだろう。

赤トンボはひっきりなしに飛んでいる。僕の服にもとまるくらい。

なのに、なぜか赤い実にはとまってくれない。

隣のアワダチソウの花序の中や絡まった蔓で翅を休めているのがほとんどだ。

こちらは

「そんなことしたら翅が濡れて乾きが悪いだろうに」

「光が十分降り注いでくれる赤い実の上なら思いっきり翅を広げて光の温かさを存分に享受できるだろうに」

と常々思っている。

トンボはといえば

「朝のうちは体が冷たく動きが鈍い 敵と遭遇したら堪ったものでない 翅が濡れて乾くのに時間が掛かろうとも周りに防ぐものがあった方が安心だ」

とでも思っているに違いない。

そんなわけで今年もまだ撮れていない。

寒くなってトンボが姿を消してしまわないうちに思い描いたシーンと出会えないかこの週末も出かけてみようかな。

写真

3日に撮影。もちろん福島潟の岸辺。

お隣には2,3のトンボが朝露に濡れながらも枝葉の茂みの中に隠れていた。

RVP100 Ai-Micro Nikkor 105 f/4 NikonF3

このレンズを手に入れての最初のカット。記念すべきポジなんだけどトンボは写ってない。

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秋の終わりにアキノキリンソウ

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