霜の華・三寒四温・静かな季節の鬩ぎあい・RVP100

25日、早朝の福島潟。春間近なのか、雪面が所々で裂けている。

『雪割れ』と呼ぶそうだ。

雪に閉ざされていた土の精の目覚めの欠伸とでも言うのでしょうか。前日まで天候が比較的穏やかで雪解けが一気に進んだのだろう。

それでいてこの日の朝は『凍み渡り』が出来るぐらいに冷え込んだ。

念のため鼻っ面を裂け目に近づけて中の匂いを嗅いでみた。

残念ながら全くしない。泥臭い土の臭いでも漂っているのであれば、さぞや春の足音を肌でも感じたであろうに。

それどころか両脇の雪片に霜が付着して、それが隙間を修復するかのように伸び広がっている様を見て、一方では春の訪れを嫌い、尚も居座りたいと駄々をこねている冬の本念が見え隠れしているようにも思えてきたのでした。

春の嵐?

3月1日、午後から吹き荒れ出した風、なんだぁ~これ! 上越新幹線もストップ・・聞いたことないなぁ。

RVP100 AI Micro-Nikkor105 f/2.8s Nikonf5   福島潟

[ad#co-1]

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

泡沫の“海岸線”・水面に張り付いた氷・現れては消える原因は?

天の川 霜の華・冬の終わりに目に付く「雪割れ」・あと少しで春

関連記事

  1. 秋色 枯草色・露出設定に自信あったが結果は半ステ…

    20日の福島潟。土手を覆う草むらの中を覗いてみると、トンボや蝶が翅を…

  2. 露の花・センダングサで一夜を過ごしたアキアカネ、…

    女房や娘にボクの撮った写真を見せると「おとなしい」「動きがない」「ワンパ…

  3. タカアザミの終い花と蝶・蝶をモノクロフィルムで撮…

    Kodak T-MAX100 Ai-Micro Nikkor 105f/4 …

  4. 意地悪な雲 福島潟・マスター画像を消してしまった…

    上層雲のウロコ雲なのか、中層雲のヒツジ雲なのか、どっちでもよいのですが、…

  5. まどろむ冬の朝焼け・RVP100&Ai-Nikk…

    冬至を過ぎて迎えた最初の日曜日、五頭山系の山の端が赤く膨らんだ。この…

  6. 葉陰に眠る朝露トンボ・NikonF5&ポジフィル…

    2015年10月18日(日)撮影早朝、久しぶりに福島潟の北側に足を運…

  7. 福島潟 影ごおり・タイトルが写真にマッチしません…

    昨夜の28日は新潟駅前のホテルで会社の新年会があった。少々早めに終了した…

  8. 鳥達の囀り響き渡る福島潟・Ai-Nikkor18…

    前回訪問時(5月15日)と同じように綺麗な朝焼けでした。風は無く…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。