まるで宝石!・自然が造る色は極彩色 光沢ある輝きにクギ付け

息を呑む・・溜め息がでる・・ウットリする・・声も出ない・・図鑑でしか見ていなかった相手さんが目の前にいる。その名は“アオカナブン”。

それも何の予告もなく、忽然と姿を表せてくれたので、ただただ黙ったまま見つめるだけでございました(単に、気づかなかった・・が正解かも)。

まるで生きてる宝石のよう。

体の青緑色は角度を変えると鈍色に光輝き、ときに虹色にも輝いてくれた。

陽が雲に隠れ、林床が一瞬にして薄暗く、陰鬱な世界に様変わりすると、甕の底に沈んでいくような感覚を味わいました。

頭上の木々の葉は空に透けて清楚感この上ないのに、視線を水平に戻すと、真っ暗闇。目が慣れて浮かび上がったその視線の先にコイツがいたのだった。

それまでクワガタの撮影に勤しみ、そして急に暗くなって「本日はこれにて、おしまい」と機材を畳んで、車へ戻る最中だっただけに、確かに今しがた脇を通り抜けたその樹肌に、その姿が浮かび上がるなんて、これは「神様のご褒美かな」なんて思ったりもしていました。

でもなんでこの木なんだろう。

樹液を出しているクヌギ達は近くにわんさか林立しているというのに・・。

三脚を構えてカメラを固定すると、にわかに動き出しました。金属音に反応したのでしょうか。それとも、私の不用意な動きかな。

いそいそと先を急ぐ感じです。

でも撮れないのですね。

圧倒的に光が足りない。レンズの絞りf4開放で1/15位なんですね。

そんなものだから、幹の上部を空手チョップして動きを止めてみました。

やってみるもんですね(・・やらない方が良い)。

彼には悪いけど、捕って食べるわけでもないし、しばしの辛抱。

そうそう、そのまま、じっとしてて。

そんなわけで撮影ではミラーアップしてf5.6、1/15秒、レフ板使用でやってみた。7枚撮った中の1枚。

樹木の名前は何だったかな。杉かな・・いや違う・・檜・・サワラ・・? 注意の視線がコイツ一点に集中したあまり、確認を怠ってしまいました。

そう言えば、しきりと“甲冑”との隙間から小さな泡が出ていました。

ポツポツと・・あれなんだろう?

*樹木:20日に確認 ラクウショウ 幹の周りに「呼吸根」あり

RVP100 AI Micro-Nikkor105 f/4s NikonF5 胎内市 8月15日撮影

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