草葉の陰・一定の範囲内で乱舞していた。これは何を物語るのか?


撮影日が確か9月22日祝日だったと記憶する。

福島潟で凡庸な朝焼けを撮影後、車で10キロほど移動して、新たな撮影場所を散策していたが、思いのほか風が強く、生き物の気配も感じられないため、再び福島潟へ戻ってきて、目にしたのがキチョウの乱舞だった。

ある一定の狭い範囲で、数えただけで12頭ものキチョウが宙を舞っていた。

時刻は朝の8時台。陽射しは雲に覆われ大地には届いていない。

陽も射していないこんな条件下で遭遇するとは思ってもおらず、自分の浅はかな経験値で彼らの行動パターンを画一化していた事自体に腹を立てながら見入ったのだった。

しばらく注意深く観察していると、互いが接近する度に動きが活発になる。

パートナーを探している風で、それでいて選り好みしている風にも見える。

一方、密集地域を脱した個体は、マメ科の草木やエノコログサやらセンダングサの葉陰で孤独を楽しんでいるようで、しゃがんで確かめ、さらに驚いた。

草葉の陰にも沢山いる。なぜにこんなに目に付くのか・・。

掲載写真は、実は一番オイラの近くで交尾していたカップルだ。

地上高20センチはないだろう。立った姿勢ではおそらく見過ごしていた。

集団交尾の最中に出くわしたのだろうか。

RVP100 AI Micro-Nikkor105 f/4s NikonF5  福島潟

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ヤマトシジミ・Ai-Micro Nikkor100f4sが好きなのよ

秋風・風が吹いて水面が一斉にざわつくと夏の終わりを感じる

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