雨の日のアジサイ・名玉Ai-Nikkor180f2.8sEDで撮る

RVP100 Ai-Nikkor 180f/2.8s ED NikonF3

6月下旬の結構ステキな雨が降っていた日である。

「結構ステキ」とは草木が喜ぶような雨である。濡れた光沢有る葉っぱから雨垂れがポタポタ落ち、田んぼの畦に立つと水面全てに雨の花火が花開くような雨である。傘が必要な人もいれば、無くても平気な人もいる・・そんな雨である。

私は、どっちの部類に属する人間だろう。車内で傘を探した。無い。カッパ着込んで長靴履いて、一先ずナニも持たずに(カメラが濡れるのが嫌で)めぼしい被写体を探してみた。

此所のメインはアヤメだったが、来るのが遅かった。咲いている・・じゃあなくて、萎れている。ほとんどがそうで「止めちゃおうかな」とまで感じたのだった。

アヤメは止めた。アジサイに切り替えた。

その頃から雨脚が幾分弱まったかな。カッパを穿つ音が耳障りでなくなった。

綺麗なアジサイを見つけて、カメラ持ってないのに、カメラで覗いた構図を探してみた。

「イイかな、こんな感じで」

車に戻って180㎜の望遠レンズをカメラにあてがって、タオルでグルグル包んで懐の中に抱え込んで、決めたポイントへと急ぐ(大人しい雨が荒々しくなってきたみたい)。

三脚を急いでセット、そして濡れるの覚悟でカメラを取りだし、縦位置で水平を決めて覗く。ファインダーに目を当ててると、レンズの鏡胴に当たる雨音がパチパチうるさいくらいだ。

レンズの絞りを開放気味に、手前のアジサイ、その奥のアジサイにピントを合わせた二パターンを撮る。構図の上部はアジサイではなく沿道沿いのアヤメだ。

写真は手前のアジサイにピントを合わせたもの。

雨の様子が判らんけど、「しかもイイ雨」の時に撮影。

家に戻ると乾いたタオルでカメラを拭いた。それでもカメラを振ると水滴が飛び出る始末。それで新聞紙を敷きカメラ置いてしばらくの間送風機で渇かしたのでした。

瓢湖・6月23日撮影

雨雲が低すぎたか、紅が天空まで広がらない・Ricoh gr3

密輸監視船“りゅうと”の波鏡 T-MAX100をISO125で撮ってみた

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