先日、写真撮りながらタバコをポイしたカメラマンに「落ちたよ、あんたのタバコ」と思わず口走ってしまった。そしたら、血相変えてこちらに向かって走ってきた。
ヤッベ~と感じて、ダッシュして逃げました。
「短距離走なら自信がある」そんな頭で必死に逃げたが100メートルぐらい走ったところで足がつり、息も途切れ途切れに。
追いかけてくるだろう、その男の方を向くと、三脚ごと地面に倒れ込んでいた。
研修会
アンガーマネージメントの研修会に再度参加した。
自分の怒りや感情をコントロールして、いかに相手を納得させ、理解させるか・・その手法を学ぶ?研修会なのだが、私には無理っぽい。
講師の話を聞きながらあの時、どう対処したらよかったのか・・そう考えた。
「あの~・・タバコの吸い殻、ここに捨ててはいけませんよ」と少し謙虚に言えばよかったのか、それともニッコリ笑って、「はい、これ灰皿代わりにして」とレンズキャップを差し出せばよかったのかな。
自分の感情をコントロールする・・そんな事って出来るのかなぁ。ある程度の理性や道徳意識でカバーするのなら判るのだが。
そうか・・よく言われるように一呼吸置けばいいかもしれない。
・・発泡酒を飲みながら、そんなことを思い返している。
写真のこと
大迫選手がコロンビア戦で見せた「半端ない」活躍より数日前に、半端ない程に翅を欠損しながらも、近づくオイラを翅を拡げて威嚇するキアゲハと出会った。
この日の気温は17度前後。
寒くて活性が鈍っているのだろうか。飛び立ちたくても出来ない。
せいぜい必死の思いで翅をパッと拡げるだけなんだ。あの感じからすると、翅の模様は威嚇する役目もあるみたいだな。
三脚の脚の位置をずらすだけですぐに反応する。煩雑でない背景を予め見据えて近づいて、それでもって、ちょこっと撮影位置の修正を加えただけなのに。
けれでも、しばし待っていると、ゆっくり閉じていく。
花はヒメジョオンだろう。
ハルジオンなら蕾はうつむき気味に垂れるし、葉っぱも茎を抱いてないし(違ってたらゴメンナサイ)。
このカットの前に【少々アップ気味】、【翅を拡げた時】、【逆サイドから】と、オイラも半端ないほど撮影したのでした。
もっとも1枚撮ってフィルムを巻き上げ、ピントを合わせて・・そんな感じ。20カットほどを1時間近く掛けて撮っただけの話。
キアゲハは晴れてきて、気温が上がってくると、翅の一部が欠損している素振りも見せず、まるで天使のように頭上を舞うと、岸の向こうへと飛び去った。
RVP100 AI Micro-Nikkor105 f/2.8s NikonF3 阿賀野市 16日撮影
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