セスジイトトンボでしょう。
空中ですれ違いざま、雄が雌を捕まえる瞬間に出くわしました。一部終始を見たのはこれが最初かな。かなり強引。捕まえた瞬間、頭を中心に互いの胴体が弧を描いた。
夏草を脚で掻き分け進むその足音に驚いて四方八方へ飛び散るイトトンボ達。
すこし立ち止まって彼らを観察しようと、しゃがみかけた矢先でしたね。
すれ違いざまですから、お互い進行方向は真逆なわけで、反動はかなり大きい。
(ぶつかった瞬間)クルッと回転しましたから。
そして繋がったまま近くの葉っぱに不時着した図がご覧の写真です。
ん?・・となって近づいて見てみると尾尻でしっかりメスの首を挟み込んでいます。
早業ですね。空中でのほんの一瞬なのに・・。
これから交尾へともっていくのでしょうか。
こんな時メスはどうなんでしょう。不意を食らって為す術もないのでしょうか。
と、言うのも盛んに頭をクリクリさせるのですね。
「やめてくれ~」と言わんばかりの嫌々ポーズに見えてくるんだな。
その反面、雄は雌を押さえこんだまま、おとなしくなるのを待っているかのよう。
レンズ
AI Micro-Nikkor105 f/4s・・30年前のレンズ。これを開放で使用してます。このレンズの独特のとろみが出せたかな・・そう思ってます。シャッタースピードは1/60。
RVP100 三脚使用 NikonF5 福島潟 7月30日撮影
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