体験
撮影日は6月18日 上沼橋から鳥屋野潟を望んでいる。阿賀町のたきがし湿原へ出発する前に鳥屋野潟の朝焼けを拝みに来た。ここでいまひとつ解せない体験をした。
いつもの場所に車を止めて、デカい三脚とカメラバックを担いで道路を横切ると、街路灯の真下でよく見かける女性とすれ違う。軽く会釈した。
近くに介護施設があるから、看護師か介護士か調理師・・・そう踏んでいるのだが、その方、いつもと違い、立ち止まって声を掛けてきた。
「あっ・・釣りではないんですね。写真撮ってたんですね・・」そう言うと、此方が返事する前に歩道を静々歩いて行く。街路灯の光が届かないその先はまだ暗く、遠ざかる姿は闇の中に吸い込まれていくよう。
私も歩き出す。が・・ん・・? 気になることがあって振り返る・・するともう姿が見えない。一体何があったのだろう。
道路の向こうには市民病院。手前に交差点。その信号機の明かりが見えるのみ。ものの数秒しか経ってないのに・・どうしたんだろう?
それに「薄暗い道路の闇・・」・・先ほど感じたような暗さじゃないし・・・。
「気になって・・・」・・その部分のことなんだけど、街路灯の下で立ち止まった時、持っていた三脚を道路に一旦置いたんだ。その影がクッキリ黒く伸びたのに、その女性の影の記憶が全く無いんだな。
写真撮っているから、光周りはある程度心得ているつもりでいる。
まあ、その方の姿が見えなかったのは、草木や建物に隠れてしまって見失ったと解釈できるが、影はどう理解すればいいんだろう。
あれから何度か出掛けていて、街路灯の下を通りがかる度、三脚置いて影の出来方を何気に検証しているのだけど判りませんね。
経過観察中の緑内障のせい・・と、考えるようにしています。
撮影の実際
180ミリレンズを使用した。解放f値2.8でやってます。絞り込んでブレているようで、今回は可能な限り早めのシャッタースピードを心がけている。
RVP100 Ai-Nikkor 180 f/2.8s ED NikonF5
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