6月18日の話なんだけど、蝶の撮影時、三脚に載っけていたNikonF5がシャッターを切る度にブルッと震えるのに気づいてしまった(阿賀町・たきがしら湿原)。
ミラーショックなのかシャッターブレなのか、それとも三脚との相性が悪いのか、レリーズし、ミラーが一瞬ブラックアウトして戻るときに「ブルッ」となっているのをアイピースから少し目を離した位置から覗き込んでいて確認した。
三脚は接写用の小型のタイプ。この時は結構目いっぱいに脚を伸ばしていて、地面も草むらでフワフワする。そんな状況でのNikonF5は頭でっかちで、これも小っちゃな自由雲台の上で微妙にバランスをとっているような感じだ。
不安定だな・・と、分かっていたが、カメラに体が触れない、レリーズ使えば大丈夫だろう・・そう思った。甘い考えだったな。
なんで気づいたのだろう?・・たまたまガサガサ、バサバサッと近くの山懐がうごめいたので、気になってそちらにも注意を向けていたんだな。
念のため、静かに、それでいてグイッと力を込めて三脚を地面に押しつけて、雲台とカメラをしっかり固定して、またレリーズしてみたら治まったように見える。
そうだよな、オーバーホールして完璧な状態のNikonF5が目に見えてシャッターブレやミラーショックを起こしていたら、それこそ大変な事だし。
私の使用方法に原因があったのでした。初歩的な事を疎かにしてました。
そんなことで接写用の小型三脚は脚を伸ばさず、しっかり設置。カメラと雲台の固定も確実にしないといけない。
話替わって、冒頭の蝶はサカハチチョウ。矢車草の花にとまっていた。山懐がうごめいたのは、カラスが野鳥の巣立ちヒナを狙っていたんだな。林の中からそいつを加えたカラスが飛び出してきて、小っちゃな鳥が追いかけていった。
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