ほんのりと赤ら顔の岩鏡

撮影の実際

山影が少しずつ消えてきて、このイワカガミにも陽があたり始めました。

この時間帯がことのほか気に入っている。イワカガミがほんのりと赤ら顔に染まって見えてきた。「いよいよかな」「もうちょっと、明るくなるまで待とうかな」。

「赤ら顔・・?」・・そうなんです。もともとピンクな花びらが、朝の赤味がかった陽の光で、さらにそう見えてくるんですね。

行き倒れ男のように地面に伏して、シャッターを押そうか、押すまいか思案中。その私の背中が陽を受けて温まってきました。

目の前のイワカガミも同じように陽の光を享受していると思うと、なんだか親近感を覚えます。「やっぱし、朝陽は良いもんだね」と会話したくなるみたいな。

キビタキが新緑眩しい梢の中で盛んにさえずっています。遠くでツツドリの声。そんな野鳥たちの声する声に時たま集中が途切れそうになりました。

三脚が使えない

地面スレスレに雲台を持ってくる・・・まだ高すぎる。エレベーター脚が地面に当たり、もう下げられない。そんな時、みんなはどう対処しているんだろう。

地面に伏せて肘を立てる・・・でもこうすると肘の高さが気になってくる。私の場合、上着やタオルを丸めて地面とカメラの間に滑り込ませている。

カメラのホットシューには水準器を付けていて、おおよその水平を意識しながら、クッションとなったそいつに押しつけるようにしてシャッターを切っている。

今回の撮影場面でもそう。この状態でシャッタースピード1/60。

RVP100 AI Micro-Nikkor105 f/4s NikonF5 4月30日撮影 新発田市

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ふたりなひとり

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