樹液がドロドロと流れ出て、寒風に晒され固まった?
福島潟周辺のハンノキで見かけていましたが、カマキリの卵鞘(らんしょう=卵がたくさん入った塊)と気がつくまで、長らく時間がかかってしまいました。
よく目にしていたスポンジ状の丸いのはオオカマキリのそれで、写真のように真ん中が膨らんで両脇に2本の筋が5㎝前後にダラリと、垂れている卵鞘はチョウセンカマキリのそれだというのです。
樹皮や枝に多く見られるのが特徴で、ちょっと小さく黒ずんだかまぼこ形の卵鞘はハラビロカマキリである・・と図鑑にも載っている。
これら三種類の卵鞘は珍しいものでもなく、事実、鳥屋野潟公園とここ福島潟で容易に確認出来るのであるが、“カマキリの卵”というと、どうしてもあの大きさ、あの形、そして枝に絡みついている・・そんなイメージが出来上がっているから、受け容れ難いものがある。
固定化された考えや、幼い頃に馴染んだ映像に若干の修正を加える・・・簡単なようで、なかなか難しいんだな。
RVP100 AI Micro-Nikkor105 f/4s NikonF5 1月8日撮影
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