銀鼠・ウラギンシジミ

 遠くからその存在を認めつつも、ガムの包み紙と思っていた。
近づいて、それが生き物であると知って驚いたが、蝶なのか蛾なのか
判らないという不明な気持ちめいたものが沸いてきて、しばし観察。
 葉陰で頭の先端部やら触覚がよく見えない。立ち位置を恐る恐る変え、
なんとか覗き込んでみると二本のアンテナの先は丸くなっていた。
・・・蝶・・・それにしても、鈍色に輝きだしそうな純白・・・
真横から見ると頭を頂点に二等辺三角形に近い・・見たことない・・
 幾分明るくなってきて、カメラを取り出した。
セイタカアワダチソウの花序にぶら下がっているが、葉が気になる。
前に出て出来るだけスッキリした背景を探すも、今度はレンズのピントが
合わなくなった(2分の1等倍までしか寄れないため)。
そんなことで、場の雰囲気だけでも演出しようと、左の枝はそのままに、
反対側はアワダチソウの花芽をてんこ盛りにし、スケスケの下部は
さらに三脚の高さを下げて葉っぱが画面に入るようにしてみた。
 撮影中、表翅の模様が気になって仕方がない。
「素性を明かすわけにはいきません」風にピッタリと閉じた翅。
陽が射せばやがて開くのは判ってはいるが、あえて見せたくない感じ。
・・枝に手を伸ばそうと立ち上がった瞬間、ぽんと飛んで地面に落ちた。
・・陽が当たる場所・・ひらくかな・・近づいて覗き込む私・・・
・・そう、そう・・ゆっくりと・・ちょっとだけひらいてくれた・・
・・赤茶色・・陽を浴びてキラリと輝いていく・・背中は剛毛・・・
偶然居合わせた知り合いと二人してじっくり覗き込んでおりました。
 RVP100 AI Micro-Nikkor105 f/4s NikonF5  10月16日撮影
*あれだけ見たかった表翅だが1枚も写真撮ってませんでした。

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露の蝶

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コメント

  1. おはようございます。シジミチョウらしからぬ姿をよくとらえていると思います。
    図鑑によれば翅の表が赤茶色であればオスですね。これも南方系のチョウで北限は山形あたり。
    以前、越冬する個体を近くの公園で見つけたのですが、雪が降った後で見にいったら、地面に落ちて
    死んでいました。新潟の冬は厳しいのでしょう。
    今年はチラリと見かけた程度で写真には撮っていません。なかなか近寄らしてもらえない印象です。

    • おはようございます。
       今、福島潟から戻って、コメント拝見しました。
      ウラナミシジミにしろこのウラギンシジミにしろ、なんで見られたのだろう・・
      と思うと、台風の置き土産だったのかな~、それとも暑かった夏のせい?
      すぐ脇には花育センターがあるから、そこから飛んできた?
       その後も気にして探してますが、見つかりません。

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