草藪の中、ツユクサにまとわりついていたタテハの仲間をパシャリ。
足元がモジャモジャで、三脚を立てられず、手持ちで近づいたが逃げられた。
忙しなく動き回っているし、手持ちだし、マニュアルレンズだし・・と、撮ったとしてもブレブレだろうな・・・諦めの境地で眺めていた。
ところが葉陰越しに陽が射して、辺りがキラキラ輝きだし、翅も透けた。
たまらずダメ元でググッと前にせり出し、押さえにパシャリ。
さらにもう一発とばかり、一歩近づき、画角とピントを合わせていたが、何かの拍子に目を離した隙にもうそこにはいなくなっていた。
「どこだ、どこいった?」とキョロキョロ見渡すと彼は既に頭上高くヒラリ。
仲間が乱舞しているサワヒヨドリの花芽の方へ飛んでいったのでした。
数日後、現像が出来上がり、チェックしてみたら、1枚なんとかセーフ。
ただ、やはり中途半端な画角で、あと一歩近づいた時に覗いたあの姿はしばらく忘れそうもないな・・・あぁ・・残念!
RVP100 AI Micro-Nikkor105 f/4s NikonF5 9月4日撮影
*このタテハの仲間はキタテハの夏型バージョンと考えたがどうだろう?
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