NIKKOR-H Auto 50f2 & Adox CHS100Ⅱ

Nikon F3

Nikon F3

Nikon F3

Nikon F3

フィルム丸ごと1本、オールドレンズで撮影した。掲載した4枚は全てある酒場街でのショット。カメラボディーはF3。絞り込み測光で露出値を計っている。

それぞれ撮影時のシャッタースピード、f値は違えど、こうした“近景撮影”ではレンズの古さはさほど感じないが、逆光で撮影したカットはハレーションがバリバリ出て、被写体の輪郭は不鮮明になった。また天候や被写体にもよるが、立体感は乏しい。

でも考えて見れば半世紀近く前に誕生したレンズ。難癖つけるほうが大人げない。「大変良くできました」と、むしろ讃えるべきかもしれない。「味わい深い」と思う人もいる。

十分な陽がある場所で絞り込むと、想像以上にシャープに、日陰で絞り開放に近いとトロリンチョな描写。まぁ、この時代のレンズ全般に共通してるコトではあります。

現像

Adox CHS100ⅱは現像前に「前浴」は欠かせない。何度やっても、排水時のドキツい青には驚いてしまう。フィルムに塗布されたハレーション防止剤と思われる。

SilverSalt現像液を使用。現像時間13分30秒(30/60/1)23.5℃。定着液は使用2回目、①3分30秒②3分20秒でかなり圧をかけている。丁寧にかつ力を入れて・・・ってなスタイルで。定着液自体の使用期限が9月まで。等に過ぎてるがなんとかなりそうだ。

このフィルムの現像温度は24度。水温を上げるのに湯を張った洗面器に作業液の入ったコップを浸した。一月前までは氷を入れて冷たくした洗面器にコップを浸していた。

あっという間に季節は過ぎていくんだね。

終いの海へ・波の軌跡

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