11月のしょっぱなは雨。一晩中降っていた。隣のアパートの何かが故障したみたいで、定期的にピャララン・・・と金属音が雨音に混じって鳴り響いていた。その音だけが邪魔で眠れなかった。
明け方になって雨が止んだ。半日仕事を終えた帰りに神社に立ち寄る。
大木の根っ子をフィルムカメラで撮ろうとアングルを探っていると雨溜まりのそばでウラギンシジミを見つけた。枯葉の先端で微動だにしない。枯葉の片方には銀杏の落ち葉。
まるで絵に書いたようなシチュエーション。
大木の根っ子の撮影は後回しで、コイツに集中した。
ウラギンシジミは生きていた
小さなアリが翅によじ登ってきた。テッペン辺りでシュッと翅が動いた。なにが起きた?エッ?・・・です。邪魔なアリを振り払ったのですね。死んでると思ってたけど生きていたのでした。
その後、撮影中に何度かシュッとやってたんだけど、アレは俺への威嚇かな。そう感じて撮影を打ち切っている。まぁ、止めても良いくらいに撮りまくっていたからね。












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