関川村・鷹巣キャンプ場へと向かう林道入り口は雪の壁。一段二段三段と蹴って雪面に立ってからズボズボ埋まりながら進むしかない。先客の足跡を探り、繰り出す靴底をあてがうも、体重を移動させると、アレまぁ~・・落とし穴に嵌まった。
梢が揺れる。
周りの木々達のざわめきがボクをあざ笑ってるかのよう。
一瞬ためらう。
このまま進んで良いものか。
な~んにもなかったりして。
いや、荒川の蛇行するあの河川敷にはフキノトウが頭を出してるはずだ。
そこへ辿り着かないと来た意味がない。全ては前進のみ。
行ってみよう!
時間が結構かかったな、取っかかりから広場まで(頑張りました)。
河川敷を見下ろす柵に身をもたげフキノトウを探す。
ない。見当たらない。
あっ、アレかぁ~・・違うなぁ~・・であった。
しょぼくれて帰ることにした。
戻り道は少しでも楽をしようと雪の消えた水路沿い。
フキノトウは其処にあった。
美しい萌黄色。目の覚めるような色合いにハッとなる。
いやぁ~生き返った。
ちょっとデカメで食べる時期はどうかなぁ?と感じたけど撮るには良い。
テンション上がったよ。
20日撮影
*今季フキノトウを撮りだしたばかりだが、20日一日だけでいろんな角度から撮影できた。フキノトウは毎年の撮影対象でその都度撮っているが、今回の撮影は手応えを感じる。二台のGRのおかげかな。
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