変幻自在な光の変化に圧倒された・Ricoh gr3

RICOH・GRⅢ

身内の許しを頂いたこと、現像時、水洗いの水温調整に目途がたったことなどから、中一日置いて未明のモノクロフィルム現像をやっていたのでした。現像の最初から最後まで20℃+2℃以内で出来た。今回は撮影時にアンダー露出はダメよに拘って被写体と向き合った。結果、甚だオーバーな感じ。拘り過ぎが裏目に出たか。それと高温での水洗いがフィルムの乳剤層にダメージを与えてるかも知れないという自分なりの仮説が正しかったかどうかを見極めるつもりもあった。

果たして如何に!

外に出て焼けそうな空模様にドキッとなった。水平線近く空間出来てるし。おそらく今期一番の朝焼が現れるだろう・・そんな予感が。長袖に着替えて直ぐさま鳥屋野潟へ。

なんじゃぁ~?この色!

朝焼けが、来そうです。いや、きっと来る。目をカッと見開く。目を閉じて60秒数えてから目を開ける。ドンドン変わってる。色が重なり合っていく。

朱色が広がる・・・ん?

なんだぁ~?

高く朱色に染まる雲を雨雲が隠していくんだ。日の出が近づき雲のエッジが次第に立ち始め、クッキリしてくる。大海にとぐろを巻く大蛇みたいに見えてくる。

予期せぬ展開に目が離せませんでしたわ。

後日談:昼になって風が強まり、田んぼは髪を振り狂乱。深夜には建物がドスッと押されるような強風雨となる。会社への自転車通勤は自殺行為で、車で出勤したのでした。

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地獄の窯の蓋を開けたようなファイヤー雲・Ricoh gr3

GREEN GREEN・白黒フィルムと併用して撮影

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