RVP100 Ai-Micro Nikkor 105f/2.8s NikonF3
4月上旬、日曜日の午後の光で撮影してる。
腹這いになったらヘソの辺りが幾度かチクチク、ムズムズした。肌着がめくれ上がって、地膚が地面に接している。痒くて痛くて腹に力を入れた瞬間に屁が出た。
スミレはそんな僕を前に「ヤッホー」と謳っている。
むこうは風下。気化した僕の化身に包まれたこの子達は幸せもん。
青ざめた姿に見えなくもないが、これは僕の露出コントロールのせい。
撮影時は大概僕一人なんだが、この時はオジさんが一人いた。カメラを首からぶら下げているから写真屋さんなんだろうけど、背広に黒の革靴。サラリーマンとはちょっと違う。
それを小山の頂近くから眺めていた。
あの姿で野花を撮影するんだろうか?
出来るんだろうか?
滑らないだろうか?
案の定、転んだ。
途中まで小山を登ってきたが、転んで落ちていく。なんで、わかんないんだろ?滑るだろう?服が汚れるだろう?これから起こり得ることが想像出来ないのだろうか?
不思議な光景を見てしまったのでした。
これから花開く野花たち、相当広い範囲で土壌ごとむしられてしまった。背広姿の男、アッチは数日経てば擦り傷なんて治るだろうけど、潰れた斜面はそう簡単には回復しないだろうなぁ。
撮影メモ
旧豊浦町にて
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