冬の日本海側は陰鬱な雲が地面近く沈殿して、冷たい風と雨で攪拌されると、思わず首をすぼめてしまう。寒気をどう防ごうか、そればかり考えてると、いつしか体は前のめりになって、目にするのは靴先の土か濡れて黒光りするアスファルト。こわばった体はそう簡単には前を向いてくれない。心までも。せめてメンタマだけでも上にむけないと。
色を見つけた。
鈍色の空と重たい砂、その狭間でくすんだ黄、青。
関係ない話・薬価
政府が薬の約7割の品目引き下げに向け動き出したというニュースが流れた。薬分野はある意味、関係者には「ドル箱」。どんだけ儲かるのかな。薬剤師会はこの動きにどう対処してんだろう。どんな価格が着地点となるのだろう。パンドラの箱が開き始めた。途中でパカッと閉まらなければ良いが。
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