先月27日に撮影した鳥屋野潟の紅梅。
ほころびかけた蕾はパンパンに膨らんで今にも弾けそう。
蕾はその言葉の響きから可憐で控えめな美しさを連想させますが、この蕾を見る限りみなぎる躍動をなんとか抑え込んでいる姿に映るのです。
曇っていて風もあって冷たい日でしたが写真に収めてみた(二日後の土曜日に様子を見に来たら満開どころか一部の花弁は茶色く廃れていた)。
写真の背景は枯芝。
久しぶりのマクロ撮影です。
そのせいか、ピントがなかなか合わせられない。ピントが合ってるのか合っていないのかが判らなくなるのです。
加齢のせいかもしれませんがピントリングを回しているうちに「いったいどれがホントのピン?」となるのですね。
今回に限らず、被写体と向かい合う時間が長ければ長いほど起こり易いですね。たぶん私だけじゃないと思います。
不安になってくるのでしょう。それで何枚も重ね撮りする。
けれど現像が出来上がってきてスリーブをチェックすると案外最初に撮ったカットが一番良かったりするものなんです。
これもそうでした。
RVP100 Ai-Micro Nikkor 105 f/2.8s NikonF3 鳥屋野潟
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