藤色の夜明け・くすんだ蒼の世界が広がっていた・沈黙の福島潟

『藤色の夜明け』と題しましたが、辺りは少し暗く、くすんだ蒼が広がっていた。

数分前まで歩む先々の畦道をヘッドランプで照らしていたというのに夜明けの始まりは気づかないうちにやって来ます。

誰もいない岸辺に座り込んで、夜空に見えている星がいつ消えて見えなくなるのだろうなどと物思いに耽っているうちに「あれまぁ~」ってな感じで明るくなっている。

長時間露出で撮影してみました。

向こう岸近くに風がフッと吹いて湖面に風の道が浮かび上がってきた時にパシャリ。

その後、日の出直前、日の出後の光景をほぼ同じアングルで撮影したのでした。

RVP100(ReversalFilm) AI Micro-Nikkor 55 f/2.8s NikonF5  26日早朝

閑話休題

よく山清水を汲みに行くその場所で、見知らぬばあちゃんからバナナを貰った。

なんでバナナかは知らないが「ありがとね」と言って差し出してきた。

聞けば、「あんた、掃除してくれてるね」と。

水を汲みに行くたびに周りを掃除していたが、まさかバナナの贈り物があるとは。

ばあちゃんのメガネの奥の瞳を覗き込んだら泣きたくなるぐらい優しい瞳。

グッ・・ときてしまいました。

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コメント

  1. いい写真。いい話。グッときます。

    • あの木です。
      山清水・・月岡温泉近くのなんだっけあそこ?
      名前が思い出せない。池のそばのそこの話です。

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