新潟県庁敷地内の一角に「県庁の森」と呼ばれる林がある。
人口の雑木林なんだが様々な落葉広葉樹が植えられていて、樹幹越しにコンクリートが見えなければどこかの里山と見紛うほど。
その林の下では春になると福寿草や雪割草が芽吹き、花を咲かせる。
中でも雪割草の花の色と言ったら、これはもう日本の伝統色のオンパレード。
朽葉色の地面に桜色、菫(すみれ)色、真紅が栄えてくるのです。
春の訪れを感じさせる陽の光の中、雪割草を撮影してみました。
落ち葉が一面に敷き詰められた中、遊歩道沿いに咲いているので、視線を花の高さまで下げ、体は遊歩道に寝そべっている状態でパチリ。
ほとんど人は来ませんね。
あまり知られてないのかも。
写真屋にしてはこれはラッキーなんことですが、清楚な桜色が春を楽しんでいる姿は多くの人に観てもらいたいな。
RVP100 105ミリ NikonF5 2015年3月15日撮影
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