コガネグモの子供が作る“隠れ帯”(白帯)と記憶している。大人になるとX JAPANのX文字を思わせる計算された“隠れ帯”を作る。知っているのはそれだけ。
水場の草陰でトンボを追いかけていて見つけた。珍しいものではないのだが、こないだインターネットを何気に検索していたら、コガネグモの子供が作った“隠れ帯”の写真素材を有料で貸し出すよ、と書いてあった。
正直、こんなものを金を払ってまで取り寄せる人がいるなんて考えられない。しかも、その写真はかなりトリミングされていて、この掲載した写真の方がマシだ。
話はさかのぼる。
以前、これを見つけて近づいて、観察していたらブルブル振動するんですね。
風じゃなくて、意思でもって振るわせている。明らかに、獲物をおびき寄せる作戦なのだろうと感じた事をよく覚えている。(*)
それにこの隠れ帯・・紫外線を反射しているらしい。
虫にとってみれば花のように目立って見えるのだろうか。蜘蛛は花と思って近づいた虫をカブリとやる。
思えばこの隠れ帯・・同じコガネグモの子供でも個性があるみたいで、結構几帳面にキレイに作るヤツもいる。掲載写真より一回り小さいんだがより精緻な作りをする。
こんなこと我々は知らなくて生活には全く困りません。
でもこのまま知らないでいるのもなんか変だな。身近な公園の不思議な世界を知って貰いたく掲載したのでありました。
*上記文章は、あくまで私の主観です。いろんな意見あると思いますから。
RVP100 AI Micro-Nikkor105f/4s NikonF5 新発田市 7月8日撮影
(*)「おびき寄せる・・」と書いていますが、「相手を威嚇するため」であるかもしれない。その後、そう思われる場面に2,3度遭遇している。
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