写真は3月25日午前10時頃、関川村・鷹巣で撮影したもの。
この時点では林床や日陰部分でまだ2,30センチの積雪があり、建物の軒下に至っては雪崩れた雪の塊も数㍍の壁となっていた。
加えて未明に降り積もった新雪が、冬に逆戻りしたかのような光景を演出していたものだから、「まだちょっと早いな」と感じてました。
歩いても鳥の声もしない。荒川の川底を穿つ流れの音だけが広い開けた空間に響き渡っているのみで、その場にいることさえ後悔し始めてしまいました。
「別の場所へ行けばよかった・・」と。
雪に埋もれたカタクリを見つけた。
蕾もちゃんと見える。この姿は残雪を突き破って芽を出したのではなく、芽を出したあとに、新雪に見舞われた姿なんですね。
そんなこと考えると、確かに見た目は春遠い光景ですが、雪の下では、いつでも弾ける準備が着々と進んでいたのですね。
RVP100 Ai-Micro Nikkor 105 f/4s NikonF5 3月25日撮影
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