タカアザミに姫・ヨーロッパでは『旅をする蝶』らしい


垂れ下がったタカアザミの花で吸蜜中のヒメアカタテハ。

公園で一喜一憂しながら撮影したのであるが、この蝶が世界的に分布しているタテハ蝶の仲間とは知らなかった。ヨーロッパでは北極圏近くから西アフリカ辺りまで壮大な移動を繰り返しているらしい。

北国に住んでいる地元民の間では秋が近づくと姿を消す謎の蝶と代々伝えられている。忽然と消えた理由は長旅に出発したからなんですね。集結地、日時はどうなってんのかな。

撮影

観察してるとタカアザミの吸蜜に来てるんだね。こんな時は警戒心が薄れるから、ある程度は彼らに寄れる。だから頭の中にイメージした構図の通りの位置取りができる。

背景が煩わしくない位置とか、そんなこと。

問題はピント合わせだ。マニュアルレンズだからピント合わせは手動。レンズの鏡胴を左右小刻みに回して、ピン位置を煮詰めていく。それが、動く被写体相手では至難の業。

置きピンで対処する。微調整はもはや感覚だな。

当たれば儲けもん、外れればそれまでよ・・実際、ああだ、こうだと考える時間ない。

 RVP100 AI Micro-Nikkor105 f/4s NikonF5 11月5日撮影
*トリミングは加えていない

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