ゴールデンウイーク期間中に撮影していたフィルムを7日午前中に現像した。作業を終え、ネガを乾かそうと風呂場の天井に吊るし、息を殺しネガ全体を眺めて「ん?」となった。
フィルムの片側のパーフォレーションの所々で黒ずんでいる。フィルム片側・・現像タンクに入れると上になる側だ。と言うことは、現像液に十分浸かっていなかったことになる。
35㎜フィルムで現像ムラが発生したなんて聞いたことがない。なにか特別なアクシデントがあったに違いない。作業工程をゆっくり、じっくり思い返してみた。
原因①現像液漏れ
現像途中に現像液の温度を計るため外蓋を開けたところ、内部蓋の外側に現像液が漏れていた。コレって、フィルムを撒いたリールが現像液にスッポリ浸ってなかったことではないか。
原因②タンクを水平に置かなかった
いやいや、現像液量はある程度余裕持ってるはず、それくらいの漏れは許容範囲。漏れてタンク内の現像液量が下がっているのに、傾斜のついた風呂場の床に安易に置いたせいもある。
対策
①現像液自体を若干多めに作成する(300㎖⇒310㎖)
②傾斜のついた場所にタンクを置かない
③現像中に水温を計る場合、外蓋は慎重に開け、終了後は蓋をしっかり閉じる。
次回、これらの点を十分考慮し現像してみようと思う。